今更レポート!第二回鳥歌会!
書く時間がなくてこんなに遅くなってしまった…でも思い出しながら書く。
2015年6月25日、心配された天気もなんとかもってくれ、わたしはまたもごもかと鳥歌会に参加させていただくこととなった。
場所は天満橋ドーンセンター。
ここは木曜日限定で格安で一時預かりをしてくれるということでこはぎさんが選んでくださったのに、ちょうどこのとき後追い真っ最中のごもかを置いていく勇気がなかったわたし。
和室だから這っててもらおうと音の出ないおもちゃを鞄いっぱいに詰めて、ベビーカーでいざ出陣。
天満橋駅周辺はビジネス街なので、赤ちゃん連れの自分に違和感いっぱいになりつつも会場へ到着。
「本日の催し物」の掲示板にはしっかり「鳥歌会」の文字が。思わず写真を撮る。
そしてこの日もビューティフルなこはぎさん。ごもかもにっこにこなのだ。(綺麗なお姉さん大好き)
この日の参加者の皆さんは、羽島かよ子さんとわたしを除いて初参加。
今回をきっかけに新しくフォローさせていただいた方も多くてちょっと緊張する。
そして、以前からお会いしたかった泳二さんと初対面。わたしとしてはようやく会えた…と内心感激でした。
今回は題詠「木」とテーマ詠「梅雨」の2首を事前に提出し、合計18首を評していく。
詠草はやっぱり非公開なのでなかなかここで好きな歌について語れないのが残念だけど、「木」の方がみなさん苦労されたよう。でもその分、ひとひねりある歌が多かったように思う。評も喧々諤々と、いろんな解釈が飛び交っていた。
歌会の場での題詠はやっぱり「木」という文字を使う熟語や場面は人とかぶらないようにした方がいいのか、それともありがちな言葉を上手く使う方がいい歌が詠めるのか、その時どきによりけりだろうけど気になるところ。
「梅雨」の方はやっぱりイメージしやすいお題で、歌も情景をイメージしやすいものが多かったし、パッと見ていいなあ、と思う歌が多いのもこっちだった。
ごもかはというと、前半はなんとか我慢してくれてたんだけど、やはり途中でぐずぐずしだして退出。母の秘奥義によって眠りにつき、ちょうどすべての評が終わったところで目覚めてくれました。
隣に座っていた墨田きいさんのワンピースや飲み物に手を伸ばしまくっていたことはここで改めてお詫びします。すみませんでした…(でも優しく相手をしていただけだことに感謝)
泳二さんにもたくさん遊んでいただきました。さすがお父さんですね。胸キュン。
東風めかりさんには抱っこしてもらってうれしそうでした。さてはごもか、イケメンも好きなんだな。
さ〜て、今回の鳥賞は?
…「木」はこはぎさん、「梅雨」はこはぎさんと雀來豆さんでしたー!
こ は ぎ さ ん つ よ い
わたしは「木」は雀來豆さん、「梅雨」はこはぎさんに入れてました。特に「梅雨」の方はこれ絶対こはぎさんだよなと思いながらももう初見でこれしかねえ!と思っていた歌でした。引いていい?
落ちゆけばめぐみ、と呼ばれその肩へ沁み染む雨に生まれてみたい /千原こはぎ
これは好きすぎる。めぐみという名前になりたいなんて思ったの初めて。
ということで、今回もこはぎさんに完敗!の結果でした〜
雛賞は、「木」は塩谷風月さん、「梅雨」は塩谷さんと雀來豆さんの歌でした。塩谷さんの歌は、どちらも少し淋しさがあるのに引き込まれてしまう、そんな歌でした。
そんなかんじで終わりそうだった歌会の最後に、なんとごもかが初めてつかまり立ちをするというイベントが!!!!
なぜここでなんだごもかよ!!そんなに目立ちたかったのかい?!?!
母は今後ママ友(いない)に「鳥歌会に行くとうちの子急成長したのよ!」とベネッ●のDMばりに勧誘しなければならないのではないか?!
この時のドヤ顔のごもかは、こはぎさんが素早くシャッターを切ってくださったおかげで母のカメラロールにも保存されたのでありました……
◎わたしの提出した詠草◎
題詠「木」
先生は木の実と読んだあの子にだけはなまるシールをあげなかったね (木の実=このみ)
前回初めて歌会に参加したことを踏まえて、敢えて読まれにくい歌を詠んでみようと思って詠んだ歌でした。
昔小学校1年生の本読みの宿題で「木のみ」という言葉が出た時に「このみ」と読んだら、先生に「今は木は『き』としか読まないから『きのみ』と読みなさい」と言われ、世の不条理を感じたことが背景です。そんなことを未だに覚えられてるなんて先生も思ってないだろうなあ、という気持ち。
テーマ詠「梅雨」
しとしとと絡まる音を響かせてまだ来ぬ夏に怯える二人
夏が終われば別れるような恋人たちの歌です。そのまんまです。
でもそういう人たちって夏真っ盛りで付き合い始めるのであって、梅雨の時期からではないよなあ…と今思いました。
今回もいろんな方々とお話できた興奮で、帰りの電車の方向を間違えてしまいました。うっかり。
きっと歌会にはいろんな目的があるのでしょうが、鳥歌会の「楽しい!」という気持ちを、主宰と参加者が共有することができている、というのはすごいことだな、と思ったのです。
鳥歌会は、これから回を重ねるにつれて、どんどん進化していくのではないか、ということを思わされたのです。なんだか上から目線ですが、そのようなことをぼんやり思っていました。
こはぎさん、参加されたみなさん、ありがとうございました。歌会って楽しいー!!