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  • 2016.09.25 Sunday
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2015年8月12日、この日は朝から大変な一日だった。
前夜、ごもかが棚板でおでこを強打し朝一で病院へ。なんともなかったからよかったものの、ごもかの可愛いおでこに横線の入ったような打ち痕が。
さらに予定していたお墓掃除&お墓参り。途中でぽつぽつ降ってきたので大急ぎで済ませ、線香くさい服を着替える間もなく電車に飛び乗り、一路空き家へ向かったのであった。

この日のこはぎさんは話題となっていた自称派手スカートをお召しになっており、ビューティフル度に拍車がかかる。全然派手じゃないよ!緑だよ!
さらに初めてお会いする長月優さんはアイコン通りのめちゃかわ女子。え…アイコンそのまま出てきたの?的。
集まってみれば全員美男美女。これは何の催しなんだ!って集団で空き家へ。いやー線香くさくてほんと申し訳ない。
ちなみに今回わたしが特に気になっていたのは、「うたの日」でおなじみの村田馨さん。どんな評をされるのか緊張半分、楽しみ半分で向かいました。

今回は参加者が15名と多いので、題詠もしくはテーマ詠「空」で一首事前に提出し、計15首を評していくことに。
一首しか提出できないとなると、どんな歌を詠むべきか迷った。しかも「空」という分かりやすいお題。
出揃った歌も、大体がすっと読める歌が多かったように思う。
15名での歌会はなかなかボリュームがあったけど、司会のこはぎさんが上手く回してくださる。毎回思うのだけど、時間ちょうどに会が終われるのってすごい。
三回目ともなると、参加者の方々それぞれの意見も個性が出てくるなあと感じた。特に羽島さんのネガティブ評、雀來豆さんの爽やか評、青さんの青春評、めかりさんの独特な評、などなど。
そしてやはり印象に残ったのは村田さんの評!あまり言及されなかった角度からの評が多い印象だったけど、説得力がすごい。フリートークでも村田さんの話をこっそりふんふん聞いてしまっていました。村田さんの人を納得させる論理的な話し方は是非真似したいと思ったのでした。
実はこはぎさんの評もいつも聞いてみたいと思うのだけど、こはぎさんは誰がどの歌を詠んでるのか分かってるし、歌の内容に触れることを避けてらっしゃるのだろう。残念だけども仕方ないですなあ。

さて、今回は一人二票の持ち票で鳥賞が決まりました。
今回の鳥賞は門脇篤史さん。夏らしいかつお題を上手く使われている素敵な歌でした。
雛賞は塩谷風月さん。塩谷さんらしい引き込まれる歌でした。
わたしは牛さんと木原ねこさんの歌に一票ずつ入れていました。特に牛さんの歌、わたしはあのような賛否両論分かれそうな、あるいは思想を問われそうな歌に惹かれるようです。確か第一回の時も牛さんに入れていたなあ。本当はあの歌についてもう少し言いたいことがあったのだけど、休憩の直前だったし、自身の思想を問われるとこわいのでやめておきました。

歌会は初めて、という方々が多かった第一回、第二回に比べて、今回はすでに歌会慣れされている方々も多く、いろんな話ができてとても楽しく勉強になった会だと感じました。次は岡山、その次は東京だそうなので、こはぎさんの全国歌会ツアーを見守りつつ、次に大阪で開催される際は是非また参加したいと思います。
こはぎさん、そして参加された皆さん、ありがとうございました。


◎わたしの提出した詠草◎
空欄にきみの名前を埋めていく日本史Bの解答用紙

評で「日本史Bであるより数学や化学の方が面白いのでは?」と言われた時には「たーしーかーにー!」と思いました。日本史Bである必然性はあまり深く考えなかったんですが、たぶん「きみ」が旦那たんのことだからなんだろうな。
でもテスト本番で解答用紙に好きな人の名前書いたりはしなかったですよ。書きたいなあとは思ってたけど。問題用紙には書いてたけど。
あと青さんの「日本史は死んだ人のことを勉強する教科だから、『きみ』はすでに死んでるのでは?」という評もすごく面白くて、その発想はなかったなと思わず納得してしまいました。
普通の恋心すぎて歌会に出すにはパンチが足りないかもしれないけれど、久しぶりに素直な恋心を詠めたので、自分としてはとてもお気に入りです。

今更レポート!第二回鳥歌会!
書く時間がなくてこんなに遅くなってしまった…でも思い出しながら書く。

2015年6月25日、心配された天気もなんとかもってくれ、わたしはまたもごもかと鳥歌会に参加させていただくこととなった。
場所は天満橋ドーンセンター。
ここは木曜日限定で格安で一時預かりをしてくれるということでこはぎさんが選んでくださったのに、ちょうどこのとき後追い真っ最中のごもかを置いていく勇気がなかったわたし。
和室だから這っててもらおうと音の出ないおもちゃを鞄いっぱいに詰めて、ベビーカーでいざ出陣。
天満橋駅周辺はビジネス街なので、赤ちゃん連れの自分に違和感いっぱいになりつつも会場へ到着。
「本日の催し物」の掲示板にはしっかり「鳥歌会」の文字が。思わず写真を撮る。
そしてこの日もビューティフルなこはぎさん。ごもかもにっこにこなのだ。(綺麗なお姉さん大好き)

この日の参加者の皆さんは、羽島かよ子さんとわたしを除いて初参加。
今回をきっかけに新しくフォローさせていただいた方も多くてちょっと緊張する。
そして、以前からお会いしたかった泳二さんと初対面。わたしとしてはようやく会えた…と内心感激でした。

今回は題詠「木」とテーマ詠「梅雨」の2首を事前に提出し、合計18首を評していく。
詠草はやっぱり非公開なのでなかなかここで好きな歌について語れないのが残念だけど、「木」の方がみなさん苦労されたよう。でもその分、ひとひねりある歌が多かったように思う。評も喧々諤々と、いろんな解釈が飛び交っていた。
歌会の場での題詠はやっぱり「木」という文字を使う熟語や場面は人とかぶらないようにした方がいいのか、それともありがちな言葉を上手く使う方がいい歌が詠めるのか、その時どきによりけりだろうけど気になるところ。
「梅雨」の方はやっぱりイメージしやすいお題で、歌も情景をイメージしやすいものが多かったし、パッと見ていいなあ、と思う歌が多いのもこっちだった。

ごもかはというと、前半はなんとか我慢してくれてたんだけど、やはり途中でぐずぐずしだして退出。母の秘奥義によって眠りにつき、ちょうどすべての評が終わったところで目覚めてくれました。
隣に座っていた墨田きいさんのワンピースや飲み物に手を伸ばしまくっていたことはここで改めてお詫びします。すみませんでした…(でも優しく相手をしていただけだことに感謝)
泳二さんにもたくさん遊んでいただきました。さすがお父さんですね。胸キュン。
東風めかりさんには抱っこしてもらってうれしそうでした。さてはごもか、イケメンも好きなんだな。

さ〜て、今回の鳥賞は?
…「木」はこはぎさん、「梅雨」はこはぎさんと雀來豆さんでしたー!
こ は ぎ さ ん つ よ い
わたしは「木」は雀來豆さん、「梅雨」はこはぎさんに入れてました。特に「梅雨」の方はこれ絶対こはぎさんだよなと思いながらももう初見でこれしかねえ!と思っていた歌でした。引いていい?
落ちゆけばめぐみ、と呼ばれその肩へ沁み染む雨に生まれてみたい /千原こはぎ
これは好きすぎる。めぐみという名前になりたいなんて思ったの初めて。
ということで、今回もこはぎさんに完敗!の結果でした〜
雛賞は、「木」は塩谷風月さん、「梅雨」は塩谷さんと雀來豆さんの歌でした。塩谷さんの歌は、どちらも少し淋しさがあるのに引き込まれてしまう、そんな歌でした。

そんなかんじで終わりそうだった歌会の最後に、なんとごもかが初めてつかまり立ちをするというイベントが!!!!
なぜここでなんだごもかよ!!そんなに目立ちたかったのかい?!?!
母は今後ママ友(いない)に「鳥歌会に行くとうちの子急成長したのよ!」とベネッ●のDMばりに勧誘しなければならないのではないか?!
この時のドヤ顔のごもかは、こはぎさんが素早くシャッターを切ってくださったおかげで母のカメラロールにも保存されたのでありました……


◎わたしの提出した詠草◎

題詠「木」
先生は木の実と読んだあの子にだけはなまるシールをあげなかったね  (木の実=このみ)

前回初めて歌会に参加したことを踏まえて、敢えて読まれにくい歌を詠んでみようと思って詠んだ歌でした。
昔小学校1年生の本読みの宿題で「木のみ」という言葉が出た時に「このみ」と読んだら、先生に「今は木は『き』としか読まないから『きのみ』と読みなさい」と言われ、世の不条理を感じたことが背景です。そんなことを未だに覚えられてるなんて先生も思ってないだろうなあ、という気持ち。

テーマ詠「梅雨」
しとしとと絡まる音を響かせてまだ来ぬ夏に怯える二人

夏が終われば別れるような恋人たちの歌です。そのまんまです。
でもそういう人たちって夏真っ盛りで付き合い始めるのであって、梅雨の時期からではないよなあ…と今思いました。


今回もいろんな方々とお話できた興奮で、帰りの電車の方向を間違えてしまいました。うっかり。
きっと歌会にはいろんな目的があるのでしょうが、鳥歌会の「楽しい!」という気持ちを、主宰と参加者が共有することができている、というのはすごいことだな、と思ったのです。
鳥歌会は、これから回を重ねるにつれて、どんどん進化していくのではないか、ということを思わされたのです。なんだか上から目線ですが、そのようなことをぼんやり思っていました。
こはぎさん、参加されたみなさん、ありがとうございました。歌会って楽しいー!!

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